ROG初のハンドヘルドコンソール「ROG ALLY」が登場します。2023年４月１日にエイプリルフールネタとして紹介されていたデバイスが、まさかの製品版として正式リリースします。

ROG ALLY は、Windows 11、7インチ IPS液晶ディスプレイ（1920 × 1080、120Hz、マルチタッチ）、M.2 2230 SSD を採用し、Steam Deck の約２倍のパフォーマンスを持つ AMD社の『最速』カスタムAPU を搭載したハンドヘルドコンソールです。

高画質なディスプレイにより、美麗で滑らかなゲーミング映像のほか、充電しながら大画面のストリーミング配信にも対応しています。

Steam Deck よりも優れた静音タイプのデュアルファンを採用した『ROGインテリジェント冷却システム』を搭載します。さらに同社の外付けGPU『ROG XG MOBILE』に対応し、さらなるゲーミング性能を体験できるようです。

また、『Armoury Crate』を採用することで、細かなコントローラー設計やキーマッピング、LEDイルミネーション効果、複数のプラットフォームのゲーム管理などを設定できます。

ゲーミングデバイスを数多く手がけているメーカー ASUS の参入ということもあり、大きな期待が集まりそうです。製品保証やサポートも充実しており、価格しだい（予想価格 649～899ドル）では Steam Deck と人気を二分するかもしれません。

初期プロトタイプ（開発機）をベースにしたスペック情報です。

本体の大きさ・重さは Steam Deck（298 × 117 × 50.5mm、669g） よりも小型・軽量化を実現しています。画面サイズは同じ 7インチですが、解像度や輝度、最大リフレッシュレートも高くなっています。

Steam Deck は独自OS（Steam OS）を採用しているのに対して、ROG ALLY は Windows 11 を採用しています。そのため、実際のバッテリー持ちや放熱性能、画面解像度に合わせたパフォーマンスを発揮できるかどうかは不明です。

・ROG ALLY｜YouTube

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